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2023/05/05 16:00

そんな簡単な方法があるのなら。。と思いますが、

でもさすがに世界中で認知症は研究されているので食事についてもいくつか報告されています。

①魚【サンマ、イワシ、アジ、サバ】
 青魚と呼ばれる種類にはオメガ3脂肪酸(※1)であるDHA、EPAが豊富に含まれています。そもそもDHAは脳の構成成分であり、認知症予防、取分けアルツハイマー病に効果があるとの報告があります。EPAは脳の構成成分ではありませんが血行を促進する作用があり、認知症の入り口となる生活習慣病を予防できます。以前にも血液サラサラになると言われてブームになりましたね。

②緑黄色野菜・豆類・果実
 ここでは”葉酸”(ようさん)がポイントです。この葉酸を普段から摂っていないと動脈硬化を招く悪玉アミノ酸「ホモシステイン」が増加します。さらにアルツハイマー病の原因とされるアミロイドβ(ベータ)の作用をも強めます。
 これが多く含まれるのが緑黄色野菜では「ほうれん草、小松菜、菜の花」、豆類なら「納豆、枝豆、そら豆」、そして果実なら「イチゴ、キウイ、オレンジ」

③カレー
 カレーライスがというより、カレー粉の主原料である「うこん」が有効です。うこんに含まれる”クルクミン”がアミロイドβが蓄積する速度を抑えるほか、蓄積によってできた脳の「老人班」(シミ)の分解を促進します。うこんは以前にもお酒の飲み過ぎに良いとされ話題になりましたね。

④コーヒー
 コーヒーに含まれる”クロロゲン酸”が抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。また生のコーヒー豆や葉っぱに”トリゴネリン”という脳神経を活性化させる成分があることがわかり、鳥取県の喫茶店「澤井珈琲」が健康コーヒーや茶を開発して販売しています。

⑤緑茶
 特に「新茶」です。これに多く含まれる”テアニン”なるうま味成分が血圧の上昇を抑え、脳神経細胞を保護する働きも。緑茶もコーヒーも日本人大好きですからいいですね。

⑥赤ワイン
 お酒ではありますが、赤ワインに含まれる抗酸化成分”ポリフェノール”は強力です。1日あたり250㎜ℓ~500㎜ℓであれば老化、動脈硬化。高血圧を抑える報告も。お酒を飲まれる方は一度変えてみてはいかがでしょうか?慣れると食事にも会いますし美味しいですよ。しかしあくまでお酒なので本当に飲み過ぎだけはNGです。くどいですが脳はアルコールに弱いのです!

以上、そんなに数は多くないですし、日本食であれば結構使われているものばかりなので親しみやすいですね。
意識してお試しください。